華麗な演技を披露する吉田（撮影・森本幸一）

＜アイスショー：名古屋フィギュアスケートフェスティバル＞◇4日◇名古屋市・日本ガイシアリーナ 【復刻】６年前の吉田陽菜の名古屋フィギュアスケートフェスティバル 　新春恒例の「名古屋フィギュアスケートフェスティバル」が2年ぶりに行われた。 　21度目の開催となった今回は22人が出演。昨年末の全日本選手権で4連覇を達成した女子の坂本花織（24＝シスメックス）は「Shine」と今季フリー「シカゴ」を、同選手権で初優勝した男子の鍵山優真（21＝オリエンタルバイオ／中京大）は今季のショートプログラム（SP）曲「The Sound of Silence」と同フリー曲「アメクサ」を舞った。 　会場を大いに盛り上げたのは、24年世界選手権代表で女子の吉田陽菜（はな、19＝木下アカデミー）。今回のために用意した「Godzilla（ゴジラ）」に乗せ、両手の指先を怪獣さながらに折りながら、力強く舞った。ゴジラの咆哮（ほうこう）に合わせ、雄たけびを上げるような動きでフィニッシュすると、観衆からは大きな喝采が送られた。 　男子では佐藤駿、壷井達也、友野一希、山本草太、中村俊介、神野琉衣、女子では島田麻央、樋口新葉、松生理乃、山下真瑚、渡辺倫果、河辺愛菜、和田薫子、岡田芽依、上薗恋奈、榎本ミク、竹島花英、日置優花、本郷理華さんも出演した。