人類滅亡までの「終末時計」残り90秒、過去最短の去年と同じ
人類滅亡までの残り時間を象徴的に示す「終末時計」の時刻が、過去最短だった去年と同じ残り90秒と発表されました。 アメリカの科学誌は24日、核戦争などで人類が滅亡するまでの時間を象徴的に示す「終末時計」について、過去最短だった去年と同じ「90秒」と発表しました。 今年はロシアのウクライナ侵攻に加え、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が拡大し、予測できない脅威となる可能性を指摘しました。 また、AI(=人工知能)の軍事利用や偽情報の拡散、2023年の世界の平均気温が世界最高を記録するなど気候変動によるリスクを挙げています。 その上で「アメリカ、中国、ロシアは世界的脅威について、真剣な対話を開始すべきだ」としています。