巨人の強打の捕手が今季“初アーチ” 「橋本コーチ、ウィーラーコーチが助言をくれたので」…イースタン・リーグ
◆イースタン・リーグ 巨人4ー1ヤクルト(30日・ジャイアンツ球場) 巨人の大城卓三捕手(31)が30日、今季“初アーチ”で復活ののろしを上げた。イースタン・ヤクルト戦(G球場)に「5番・DH」で先発出場。4回先頭で高梨の内角カットボールを捉え、右翼へ1号ソロ。「素直にうれしい。久しぶりにいい感触の本塁打が出た」と振り返った。 取り組みが結果に表れてきた。橋本2軍打撃コーチは、大城卓を「腕を柔らかく使って、反応で打てる天才系」と評する。だが、1軍では23試合で打率1割8分8厘、0本塁打、3打点と苦しむ中で構えが窮屈になり、持ち前の打撃が失われていた。そこで「腕が固まってしまうと使いづらい。力が抜けて、自由に使えるところに腕を持っていこう」と助言。本来の良さを取り戻すための試行錯誤が結果につながり、大城卓は「橋本コーチ、ウィーラーコーチが助言をくれたので本当に感謝したい」と頭を下げた。(小島 和之)
報知新聞社