Googleがついに「大量送信メール」を取り締まる。どう変わる?気をつけるべきことは?
大量の迷惑メールを受信している人に、ちょっとした朗報があります。 Googleは、1日に何千通ものマーケティングメッセージを送信するユーザーに対して、いくつかのハードルを追加しています。これらの変更のほとんどは2月はじめにはじまりました。 もし大量のメールを送信する側であれば、これらの新しいガイドラインに従う必要があり、それをしないとメッセージが拒否されたり、スパムとして送信される可能性があります。
Gmailの一括送信ルールについて知っておくべきこと
Googleは、同じプライマリドメインから個人のGmailアカウントに対して24時間以内に約5,000通以上のメールを送信するユーザーを「大量送信者」と定義しています。これを1度でも行なうと、永遠に大量送信者として分類されます。 2022年2月1日現在、Googleは大量送信者に対して、エラーやメッセージの拒否を避けるための特定のルールの遵守を要求しています。 これらのガイドラインは、スパム率、認証の要件、および購読解除のオプションを規定しており、詳細な要件についてはGoogleのサポートページで確認できます。 重要なのは、Googleが今後数カ月にわたって大量送信者ガイドラインの段階的な施行を行ない、ユーザーにはコンプライアンスの問題を解決するための時間が与えられるということです。 例えば以下のように、です。 2024年2月: 大量送信者は、準拠していないメッセージの一部に対して一時的なエラーを受け取りはじめます。 2024年4月: Googleは、非準拠のメールトラフィックを拒否しはじめ、最初は少数からはじまり、徐々に増加します。 2024年6月: 大量送信者は、すべての商業やプロモーションのメールにワンクリックでの解除オプションを設定しなければなりません。 これらのガイドラインは、個人のGmailアカウントに送信されるメッセージにのみ適用されます。 Google Workspaceアカウントへのメールや、ドメイン内のメッセージは除外されます。ただし、どのアカウントタイプであってもすべての送信者はルールに従う必要があります ルールに従わない送信者は、メールがスパムに分類されたり、拒否される可能性が高まるのでご注意を。 もし大量送信者に該当する場合、Postmaster Toolsのコンプライアンスステータスダッシュボードからコンプライアンスの状態を確認できますよ。 Source: Google(1, 2, 3, 4 )
ライフハッカー・ジャパン編集部