氷見で住宅全焼 家人女性が両足やけど
7日午前10時39分ごろ、氷見市柳田の無職濵平松夫さん(71)方から出火、木造2階建て住宅を全焼し、1時間15分後に消し止めた。濵平さんの妻が両足にやけどの重傷を負い、金沢医科大氷見市民病院に搬送された。濵平さんにけがはなかった。 【写真】炎を上げて燃える民家 氷見署によると、濵平さんは妻、長男と3人暮らし。出火当時は自宅に夫婦でおり、長男は外出していた。濵平さんは妻と外に逃げ出した後、「台所から火が出ている」と119番通報した。 現場は国道415号から近い住宅の密集地。近所に住む70代男性は「煙がすごくて最初は吹雪かと思った」と話した。 氷見署と氷見消防署は7日午後3時から実況見分を行った。8日も引き続き行い、出火原因を調べる。