「なんとか期待に応えたい」西武・栗山巧が代打逆転2ラン 40歳が低迷するチームを鼓舞する一発
◇プロ野球パ・リーグ 西武2-1日本ハム(31日、ベルーナドーム) 西武は0-1と1点ビハインドの8回、代打・栗山巧選手が値千金の逆転2ランホームランを放ち、逆転勝利となりました。 【画像】8回1失点の力投をみせた西武の今井達也投手 西武打線は7回までわずか2安打に抑えられるも、8回に先頭・外崎修汰選手がツーベースヒットを放ち、送りバントで3塁まで進塁します。 しかし続く古賀悠斗選手はショートゴロに倒れ、外崎選手はホームへかえれず。それでも代打で登場した40歳のベテラン栗山選手は「自分のスイングをすることそれだけ」と河野竜生投手が投じた初球のストレートを一振り。高々上がった打球はそのままライトスタンドへ吸い込まれました。 ダイヤモンドを1周している間はファンも熱狂。「僕もうれしすぎて興奮していたので覚えていないんですけれど、大きな声援がしているなというのはわかりました」と振り返ります。 またこの日は今井達也投手が8回1失点115球の力投。「点が入らない展開だったので、今井も頑張っていたので、ああいう形で点が入ってよかったです」と話しました。 プロ23年目を迎え、これが20年連続のホームラン。チームは今季歴史的低迷に苦しんでいますが、「やることはいつも変わらない。多くのファンがかけつけてくれますので、なんとかその期待に応えたい。なんとか皆さんを楽しませられるようなプレーをしたい」と次戦に目を向けました。