「ジョン・ウィック」のスピンオフ映画『Ballerina』の初予告編が公開 キアヌ・リーヴスほかシリーズおなじみの顔ぶれも登場
「ジョン・ウィック」のスピンオフ映画『Ballerina』の初予告編が公開 キアヌ・リーヴスほかシリーズおなじみの顔ぶれも登場
ライオンズゲートが、「ジョン・ウィック」の世界を拡大するスピンオフ映画『Ballerina(原題)』の初予告編を公開した。アナ・デ・アルマス演じるキャラクター、イヴ・マカロのオリジンストーリーと、数多くのアクションシーンの一部が垣間見られる。 「Ballerina(原題)」画像・動画ギャラリー 予告編には「ジョン・ウィック」シリーズの主要キャラクターが多数登場。冒頭の場面ではウィンストン(イアン・マクシェーン)が、幼いイヴに「ダンスは好きかい? ダンサーに教える学校を知っているんだ。よかったら連れて行ってあげよう」と話しかけている。以下で映像をチェックしてみよう。 そこからはアクションシーンの連続するなかで、「ジョン・ウィック」の世界観がさらに詳しく紹介されていく。故ランス・レディックがシャロン役で登場するほか、新たにシリーズへ参加するノーマン・リーダスの姿も見られた。 そして見逃せないのが、ジョン・ウィックその人であるキアヌ・リーヴスも姿を見せている点だ。予告編は、イヴが「あなたが彼ね。ババヤガと呼ばれている人。あなたの仕事を、どう始めたらいいの?」と尋ね、ウィックが「すでに始めているようだが」と答えるシーンで終了する。 ライオンズゲートによる公式の概要では、「『ジョン・ウィック:パラベラム』の出来事の最中が舞台となる本作は、ルスカ・ロマの暗殺者の伝統を学び始めるイヴ・マカロ(アナ・デ・アルマス)を描く」と紹介されている。 デ・アルマス、マクシェーン、レディック、リーダス、リーヴスに加え、アンジェリカ・ヒューストン、ガブリエル・バーン、カタリーナ・サンディノ・モレノも出演。シェイ・ハッテンが脚本を手がけ、レン・ワイズマンが監督を務める。 『Ballerina』は延期を経て2025年6月6日に米国公開予定。本作のほか、昨年にはPeacockで前日譚ドラマシリーズ『ザ・コンチネンタル:ジョン・ウィックの世界から』が配信され、また今年5月にはドニー・イェン演じるケインを主人公にしたスピンオフ映画が正式に発表されるなど、「ジョン・ウィック」ユニバースは拡大を続けている。 本作は、拡大し続ける「ジョン・ウィック」ユニバースの一つにすぎない。昨年にはPeacockで前日譚ドラマシリーズ『ザ・コンチネンタル ジョン・ウィックの世界から』が配信され、今年5月にはドニー・イェン演じるケインを主人公にしたスピンオフ映画が正式に発表された。ライオンズゲートは「ジョン・ウィック」第5作の企画も開発中だと述べていたが、進捗に関する確かな情報はあまり届いていない。 メインシリーズの最新作『ジョン・ウィック:コンセクエンス』はIGN USのレビューで10点満点を獲得。「信じられないほど演出が行き届いたアクションシーン、魅力的なキャストのアンサンブル、スタイリッシュなプロダクションデザインを融合させ、現代アクション映画の傑作に仕上がった」と評されている。
Alex Stedman