【リーグワン】入替戦の対戦カード決定。花園Lは浦安DRと再び激突。三重HはS愛知と対戦。BR東京はGR東葛とぶつかる。
5月6日にセイホクパーク石巻でリーグワンディビジョン2の順位決定戦がおこなわれ、浦安D-Rocksがグリーンロケッツ東葛を48-28で破り、2年連続のディビジョン2優勝を決めた。 この結果により、ディビジョン2の最終順位とディビジョン1との入替戦のカードが確定。順位決定戦1勝1敗の豊田自動織機シャトルズ愛知が2位、2敗のグリーンロケッツが3位となった。 浦安はディビジョン1で2年連続最下位(12位)の花園近鉄ライナーズと再び相見える。シャトルズは同11位の三重ホンダヒートと対戦。グリーンロケッツは同10位のブラックラムズ東京とぶつかる(スケジュールは記事末)。 浦安とグリーンロケッツの試合は、ディビジョン1昇格に燃える両チームの激しさが序盤から見られた。 先制トライはグリーンロケッツ。カウンターアタックから左サイドをCTBクリスチャン・ラウイとWTB尾又寛汰で崩し、CTBラウイがインゴールに入った(2分)。 しかし、浦安もすぐさま返す。相手の反則から敵陣に入り、SO田村煕のオフロードを受けたWTB石井魁が走り切った(7分)。 その5分後にはFBイズラエル・フォラウを起点としたカウンターアタックから最後はCTBシェーン・ゲイツのキックパスを受けてCTBサミソニ・トゥアが左隅にトライ。10-7と逆転に成功した。 その後はお互い敵陣深くに入ったがチャンスを掴めず、再びスコアが動いたのは前半終了間際だ。 GR東葛のFBレメキ ロマノ ラヴァ主将がシンビンの間に浦安が攻め立てる。SO田村がインゴールに転がしたボールを交代出場のFB安田卓平が押さえた。
浦安は17-7で迎えた後半の立ち上がりにもリードを広げる。セットプレーからのアタックで高い決定力を見せ、CTBトゥアのゲインからCTBゲイツがトライを挙げた。 15人に戻ったGR東葛の反撃は11分から。規律の乱れた浦安に対して猛攻を仕掛け、最後はSHニック・フィップスが押し込む。 その直後にもレメキの突破からSHフィップスが2トライ目を奪い、21-24と3点差まで迫った。 しかし、浦安もスクラムで優位性を逆転させ、CTBゲイツのインターセプトもあって23分までに38-21と再びリード。30分には敵陣での堅い守備からPGを引き出す。20点差(41-21)をつけて大勢を決めた。