オールナイトニッポン統括プロデューサー冨山雄一の書籍発売、佐久間宣行が推薦コメント
ニッポン放送「オールナイトニッポン」統括プロデューサーの冨山雄一氏の著書「今、ラジオ全盛期。 静かな熱狂を生むコンテンツ戦略」(クロスメディア・パブリッシング)が1月31日に発売される。これに際し、「オールナイトニッポン0(ZERO)」水曜パーソナリティを担当している佐久間宣行から推薦コメントが寄せられた。 【写真】三四郎のうしろを通って登壇する「オールナイトニッポン」の化身ことプロデューサーの冨山雄一氏 冨山氏初となるこの書籍では、「オールナイトニッポン」がV字回復を果たした20年間の軌跡を振り返りながら、ラジオならではの「静かな熱狂」を生むコンテンツ戦略について解説。2025年に放送開始100年を迎える日本のラジオ業界が時代と共にどう変化し、進化を遂げてきたのか紐解く。 Chapter1ではラジオが“風前の灯火”だった2000年代の「衰退」、Chapter2では東日本大震災でラジオの存在価値が変わった2010年代前半の「転機」、Chapter3ではSNSとイベントがラジオを身近な存在にした2010年代後半の「復活」、そしてChapter4では「コロナ禍」の逆境がラジオを強くした2020年代の「全盛」について、綴られている。「オールナイトニッポン」が向き合ってきた20年の歩みとは。 ■ 冨山雄一 コメント 2004年から放送業界に入り、20年に渡ってラジオに関わってきました。この本では、この20年で「オールナイトニッポン」を取り巻く環境がどのように変化してきたのかをその目撃者として綴っています。劇的な展開はありませんがパーソナリティと番組スタッフ、そしてリスナーの皆さんが少しずつ積み上げてきた歴史です。ラジオを「ながら聴き」をするときのような気楽さで読んでもらえればありがたいです。 ■ 佐久間宣行 コメント メディアそのものが変革する時代にラジオは絶望から目をそらさず「熱狂」という希望を見つけた。これは、その奇跡の一部始終を描いたドキュメントだ。「ラジオにはできない」を「ラジオにしかできない」に変えてきたのはいつだってリスナーと作り手の熱だった。この本を読んで、またラジオが好きになった。