元M-1審査員・立川志らく「気兼ね気遣いが発生するし…」となどと、審査員選考の持論を展開
落語家・立川志らく(61)が21日、スレッズで、22日に開催される「M-1グランプリ2024」(ABCテレビ・テレビ朝日系列で午後6時30分から生放送)の審査員について持論を展開した。 志らくは2018年から5年間、同大会の審査員を務め、昨年に勇退を発表した。 今年の審査員は、決勝、敗者復活戦ともに、全員、芸人が務める。 志らくは“審査員は他のジャンルの人にも任せた方が良いのではないか”という意見について言及した。 まず前提として「今回の審査員は芸人として、文句ない人たちばかり」ときっぱり。その上で、「同業者が選ぶと、そこに当然、気兼ね気遣いが発生するし、更に同業者にしか分からないテクニック的な物がかなり重要視される。それは悪いことではないが芸を俯瞰(ふかん)で見づらくなってしまう」とつづった。 そして、「他ジャンルの人が選ぶ場合、全くその分野に無知な人が入るとそれは危険」だと指摘し、「爆笑(問題)の太田(光)さんが若い頃、何かの大会で審査員であった舛添(要一)さんに酷評されて『お前に笑いの何がわかるんだ!』と暴れたという話があるがそりゃ当然。でもその昔のお笑いスター誕生の審査員に赤塚不二夫先生がいた。ギャグ漫画の帝王に評価されるのは、それはうれしい事だ」と具体例を挙げながら説明した。 今年は、お笑いコンビ「アンタッチャブル」柴田英嗣、「オードリー」若林正恭らが審査員を務める。審査員の年齢についても、「審査員が若く見えるのは、例えばアカデミー賞で吉永小百合に選ばれるならいいが、北川景子と長澤まさみに選ばれる今田美桜みたいな印象があるんじゃないの? ならば、歌手の石川さゆりが審査員でもって話です」と持論を展開した。 ※写真は資料
テレビ朝日