【毎日書評】会社から逃げてよかった!好きなことを仕事にするための5つの考え方
できない理由探しをやめる
好きなことで起業する準備をしている過程では、「やっぱりできない」「どうせ無理」「やってもムダだ」というような恐怖観念に襲われがち。諦める理由は無数に思いつくものでもありますが、そんな思考回路を停止させる必要があると著者は主張しています。 できない理由探しではなく、「どうしたらできるか」という発想に転換しなければならないということです。 まずは自分が怖がっていることを自覚することが大事。挑戦しようとしているから不安で怖いのだから、まず「挑戦しようとしている自分を褒めてやろう。(中略)次に、なるべく達成することが容易な小さなステップをいくつかつくり、少しずつでいいから前に進めていくことで自信がついてくる。(241ページより) 自分をほめ、前を向くことが大切なのでしょう。(240ページより)
自分の内なる声、直感を大切にしてすぐ行動する
自分の中で、何か感じるものがあったら、即行動に移したい。 なぜ即行動かというと、考えれば考えるほど、過去の苦い経験がよみがえってブレーキがかかり、怖くなって動けなくなるからだ。 何も大胆な行動を起こしなさいと言っているわけではないし、そんな必要もない。 ちょっと調べてみる、体験してみる、参加してみる、問い合わせてみる程度のことで構わないので、まずは小さな一歩を踏み出してアクションしてみることをおすすめする。(243ページより) 早とちりをして失敗することもあるでしょうが、ほとんどの場合は、機を逃さずすぐに動くことでチャンスをつかみ、道が開けるものだといいます。(242ページより)
決断するとは、なにかを捨てること
何かを決断するということは、同時に何かを捨てるということ。決めて断つという漢字のごとく、決断の本質は「捨てる」ことにある。 「あなたの目的に沿わないもの」すべてを断ち切ること、これこそが、「決断」の本質ではないだろうか。(247ページより) 捨てることには不安が伴うものですし、著者もかつて決断した際には前向きな気持ちだけではなく、一抹の寂しさを覚えたそう。しかし、それがエネルギーとなり、決断したことからくる勢いにつながったそうです。(247ページより)