心配を一蹴した橋本環奈

　NHKは11日、大みそか「紅白歌合戦」の司会を有吉弘行、橋本環奈、伊藤沙莉、鈴木奈穂子アナウンサーが務めると発表した。橋本は「X」（旧ツイッター）に「3年連続『紅白歌合戦』の司会をさせて頂くことになりました。ありがとうございます。何度立っても慣れない大舞台を、緊張を糧とし自分なりに楽しみつつ、皆様にも勿論楽しんで頂けるように努めて参りたいと思います！　よろしくお願いします」と投稿した。 　橋本は現在放送中の連続テレビ小説「おむすび」でヒロインを熱演している。他の仕事をこなしながら朝ドラの撮影に臨んでいることで、多忙による体調不安を心配する声が日増しに増えており、SNSでは橋本の目のクマと関連付ける書き込みもある。 　これまでも橋本のクマはたびたび話題になっていた。5月から主演した舞台「千と千尋の神隠し」のロンドン公演の際にも指摘が相次ぎ、橋本は5月6日のXで「私めっちゃ元気だよぉおおお」と伝え、「クマは元々。二重がおかしいのはなんでか分からん笑　でも皆さん心配してくれてありがとう」とつづったこともあった。 　芸能プロ関係者の話。 「橋本さん本人もSNSなどで『疲れてる？』などと心配されていることを、気にしている。朝ドラの撮影現場でも周囲の気遣いを感じるようになり、『大丈夫かんな！』と笑顔で渾身のギャグを披露して、元気をアピールしている」 「大丈夫かんな」のフレーズは、2019年2月に日本テレビ系で放送された「ウチのガヤがすみません！」が元ネタ。ゲスト出演した橋本に、女芸人コンビ「根菜キャバレー」のきったんが自己紹介のギャグをプレゼント。「私がブスですって？　怒ったかんな！　許さないかんな！　はしもとかーんな！」というもの。「環奈ちゃん生で見るとそこそこですね」と振られると、橋本は照れながらも「誰が生で見るとそこそこですって？　怒ったかんな！　許さないかんな！　はしもとかーんな」と披露した。 「橋本さんはギャグを意外と気に入っていて、使っている。SNSでクマに絡めて『老けた』などとキツイことを言われたときは、冗談っぽく『怒ったかんな！』と言ったこともある」（同） 　渾身のギャグで周囲の不安説を明るく一蹴して、過酷な撮影スケジュールに臨んでいるようだ。