【移籍情報】鎌田ら主力流出のラツィオが再起へ今夏の補強第1号を発表!26億円で指揮官の教え子FWノスリンを完全移籍で獲得!MFデレ=バシルとも合意報道 | セリエA
【欧州・海外サッカー ニュース&移籍情報】ラツィオは1日、ヴェローナからオランダ人FWティジャニ・ノスリンを獲得したことを、クラブ公式サイトを通じて発表した。 【動画】ユヴェントスから得点を奪ったノスリン
ラツィオは2023-24シーズン終了後、新シーズンのチームの構想となるはずだったMF鎌田大地との契約延長交渉に失敗。今年3月から指揮官を務めていたイゴル・トゥドルも続いて電撃辞任したほか、10番のルイス・アルベルトやブラジル人MFフェリピ・アンデルソンもチームを去るなど、クオリティの低下が危惧されている。 そんな中、元ヴェローナ指揮官マルコ・バローニを新監督に迎えて再起を図るラツィオは、今夏の補強第1号として、指揮官の教え子である24歳FWティジャニ・ノスリンを完全移籍で獲得した。ラツィオは1日、公式サイトを通じて正式発表した。 ノスリンは、今年1月にオランダ1部フォルトゥナ・シッタートからヴェローナに加入。セリエAでの半年間でセンターフォワードやウィンガーとして17試合に出場、5ゴール4アシストを記録するなどして、13位でフィニッシュして残留に成功したチームに貢献した。 イタリア紙『Corriere dello Sport』によれば、移籍金は1500万ユーロ(約26億円)で、ヴェローナが再売却の際の10%の権利を保持する条件であると伝えられている。またノスリンは、ラツィオと130万ユーロ(約2.3億円)+ボーナスの5年契約にサインしたとみられている。 ラツィオは続いて、鎌田やルイス・アルベルトらが抜けた中盤の補強にも取り組んでいる。『Sky Sport』は、ラツィオがハタイスポルに所属する23歳MFフィサヨ・デレ=バシルの獲得へ向けて、クラブ間および選手個人と期限付き移籍で合意に至ったことを伝えている。 ラツィオには買い取り義務が発生し、買い取り金額は総額600万ユーロ(約10億円)程度とみられる。ナイジェリア代表MFの獲得交渉は、数週間にわたって続けられていて、選手の年俸を巡って一時停滞していたが進展が見られ、正式発表が目前に迫っている。