宝塚 宙組劇団員急死問題の経緯 パワハラ、過重労働認め全面謝罪
宝塚歌劇団は6日、西宮労働基準監督署から是正勧告書を5日に受け取ったことを発表した。劇団では昨年9月に宙組に所属する当時25歳の劇団員が急死し、過重労働やパワハラなどが問題となり、同11月には立ち入り検査を受けている。 【写真】宝塚歌劇団に労基署から是正勧告書「適切に対処」 【2023年】 9月30日 歌劇団宙組の25歳劇団員が自宅マンション敷地内で死亡 11月10日 遺族の代理人弁護士が急死の原因は「過重な業務や上級生のパワハラ」と訴え 11月14日 歌劇団が謝罪会見。木場健之理事長が引責辞任へ。過重労働は認めるも、いじめ・パワハラは否定 12月5日 遺族の代理人が劇団側に意見書、パワハラの証拠とするLINE画像などを提出 【2024年】 1月24日 歌劇団側が関係者のパワハラなどを認め、謝罪の意向と判明 2月27日 急死した劇団員の妹の現役団員が「宝塚は治外法権の場所ではありません」と声明 2月29日 阪急阪神HDの角和夫会長が、歌劇団と宝塚音楽学校の両理事を退任 3月28日 宝塚歌劇団が会見で全面謝罪。遺族との合意書締結を発表 5月21日 劇団員の妹の退団が明らかに 6月14日 阪急阪神HD株主総会。劇団員急死をめぐる質問が相次ぐ 6月20日 宝塚大劇場特別公演で宙組が再始動