国内最高齢、岐阜・土岐市の115歳林さんに 明治42年生まれ「おおらかな性格」
厚生労働省は6日、土岐市の115歳の林おかぎさんが国内最高齢になったと発表した。世界最高齢の116歳だった兵庫県芦屋市の糸岡富子さんが昨年12月に亡くなったため。 林さんは1909(明治42)年9月2日生まれ。現在、土岐市内の介護施設で暮らしている。 【関連記事】五つの元号歩む ひ孫36人、やしゃご12人 土岐市の林さん国内最高齢 市によると、起きている時間は以前に比べて短くなったが、施設の行事には車いすで参加している。昨年12月のクリスマス会ではサンタクロースの帽子をかぶり、自分でケーキを食べた。家族から絵はがきが届くと、「うれしい」と大切にしまっているという。 七男の稔さん(78)は岐阜新聞の取材に、「母はおおらかな性格で、くよくよする姿を見たことがない。それが長寿につながっているのでは」と話した。 糸岡さんは昨年12月29日午後、老衰のため入居していた特別養護老人ホーム(特養)で亡くなった。
岐阜新聞社