広島・山足達也、赤いネクタイで入団会見「ラオウさんにもらった」現役Dでオリックスから加入
現役ドラフトでオリックスから広島に加入した山足達也内野手(31)が20日、広島市のマツダスタジアムで入団会見に臨み、背番号「69」のユニホーム姿を披露した。報道陣からネクタイが「赤」であることを指摘されると、待っていましたと言わんばかりににやりと笑った。 「きのう(19日)のゴルフコンペでラオウさんにもらった。赤(色のネクタイ)は持っていなかった。『(会見で)絶対に言って』と言われたので書いてください!!」 「ラオウさん」とは漫画『北斗の拳』に登場するキャラクター・ラオウのファンで、2021年に本塁打王に輝いたオリックス・杉本裕太郎外野手(33)のこと。自主トレーニングをともにする〝師匠〟からの惜別のプレゼントを身につけて〝カープ愛〟をアピールした。 「環境も新しくなるので、やってやろうという気持ち」 新天地での活躍を誓う山足は2018年にホンダ鈴鹿からドラフト8位で入団し、8年目の今季は主に守備固めと代走として43試合に出場。内野のすべてのポジションを守れるユーティリティー性と走力に定評があるだけに、あとは打撃力を磨いて1軍定着を目指す。