MLBの全審判団が選手の暴言と処分の不公平に抗議の白いリストバント着用
では、選手側の反応はどうなのだろうか。 スポーツニュースのザ・アスレチックによると、審判の抗議のリストバントについて、タイガースのキンズラーは、「全く気にしていない。彼らは審判としてのキャリアが終わるまでずっと白いリストバントをつけていればいいじゃないか、僕は全く気にならない」と、反抗的に話したという。また、タイガースのオースマス監督は、「試合に影響がない限り、些細なこと」などとコメントしている。 また同サイトは、タイガース対ドジャース戦のビル・ミラー審判にも取材。ミラー審判は、「審判が停止処分を受けたりした。いくつかの出来事があった。我々は一体となり、我々も人間であることを人々に知らせる必要があると感じた」と、白いリストバント着用に至った理由を話している。 複数の米メディアによると、ブルワーズのカウンセル監督は、「審判にも(抗議をする)権利がある」と発言。シカゴサンタイムズ紙によると、カブスのマドン監督は、「いつでも誰かが抗議をする時、全体像を聞くことについてはいつも心を開いている。どのように考えるかはもう少し情報が必要だ」と話したという。 抗議運動から丸1日が経過した8月20日午後に、審判側は抗議としての白いリストバントをやめることを明らかにした。 メジャーリーグのマンフレッドコミッショナーが審判側と会談する機会を持つと提案したためだ。 世界審判協会は「メジャーリーグのコミッショナー側からの協会の委員会と会談するという提案に合意しました」などとツイートした