サッカー=中国、W杯出場に向け試練の日本戦へ 3連敗から復活
[ジャカルタ 17日 ロイター] - サッカーの中国代表は、19日に予定される2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で日本とホームで対戦する。9月に日本で対戦した際には0─7の大敗を喫しただけに、出場権獲得に向けて大きな試練となる。 米国、カナダ、メキシコが共催するW杯北中米3カ国大会のアジア最終予選に臨んでいる中国はC組で日本と同居。初戦で日本に惨敗した後、サウジアラビア、オーストラリアにも屈して3連敗と苦しい状況に追い込まれた。 だが、その後のインドネシア戦で2─1と競り勝つと、続くバーレーン戦でも1─0の勝利を収めて連勝を飾り、2位オーストラリア、3位サウジアラビアと勝ち点6で並ぶ4位まで立て直している。 中国を率いるブランコ・イバンコビッチ監督はバーレーン戦後、「簡単なグループではない。日本、オーストラリア、サウジアラビアはおそらく一段上のレベルだが、われわれは戦いを挑んだ」と語った。 そして予選突破に向けては「バーレーンやインドネシアは自分たちに近いレベルの相手だと思うので、トップ4入りを狙うためには、そういった相手との試合でできるだけ多くの勝ち点を獲得する必要がある」と展望を示した。 同予選では、各組の上位2カ国が出場権を獲得し、3位と4位はプレーオフに回る。日本は勝ち点13で、2位に7ポイント差で首位を独走している。