”退所組”の明暗から、有名俳優Xの薬物疑惑まで…24年上半期「匿名芸能座談会」
お笑い界のトップに君臨し続けた『ダウンタウン』松本人志(60)の活動休止という衝撃的なニュースで幕を開けた’24年の芸能界。近頃もビッグニュース連発で芸能メディアは大忙しだ。 【画像】う、美しすぎる! 沢尻エリカが「大胆露出でウォーキング」 そこでキー局ディレクターのA氏、スポーツ紙芸能デスクのB氏、ベテラン芸能リポーターのC氏を招いて座談会を開催。波乱続きだった上半期の芸能界のウラ話と今後について語り尽くしてもらった。 ◆退所ラッシュの「勝ち組」 C氏「’24年前半は退所ラッシュの年でもありましたね」 A氏「『ヒラタインターナショナル』の多部未華子(35)や『ケイファクトリー』の佐々木蔵之介(56)、『インセント』の山本舞香(26)など、各事務所にとっての看板タレントが相次いで独立を発表していますね」 B氏「退所の理由は人それぞれですけど、一番多いのはカネで揉めたケースでしょうね。テレビ局の制作費が下がったことでギャラが減り、事務所との取り分で揉めることが増えたと聞きます。また、最近は『エー・チーム』のような老舗の芸能事務所が倒産し、『事務所に所属していれば安心』ともいえなくなってきた。独立して個人で勝負しようと思うタレントが増えても不思議ではありません」 A氏「とはいえ、退所には高いリスクが伴います。移籍や独立がうまくいかなければ、一気に苦境に立たされる」 C氏「退所組の中だと、佐々木は完全に『勝ち組』です。『光る君へ』では主人公の夫という良い番手にいますし、日本アカデミー賞を受賞した『ゴジラ-1.0』で業界内評価をさらに上げた。大河ドラマの出演は事務所を退所する前から決まっていたはず。準備をしてから退所しているあたり、策士だなと感じましたね」 B氏「反対に、同じ『ケイファクトリー』を退所した佐藤隆太(44)はどうなるか分からない。今年はまだドラマの出演は1本だけで、『ビッグモーター』のCMは保険金不正請求問題を受けて契約が解除となった。独立して本当にやっていけるのか、かなり不安は残りますよね」 A氏「退所組と同じく、不祥事から復帰を遂げつつある芸能人も明暗が分かれています」 C氏「沢尻エリカ(38)は上手く復活しています。4年ぶりの役者復帰作となった舞台『欲望という名の電車』は、東京全12公演、大阪全6公演のチケットが完売。大成功で幕を閉じました。女優としての力量を見せつける復帰作でした」 B氏「彼女は元々清廉潔白がウリではなかったから、スキャンダルがあってもダメージが少なかったよね。今後は、ピエール瀧(57)のようにネット配信作品を中心に露出を増やしていくかもしれませんね。いずれにしても、あの舞台で業界内での株を上げたのは間違いない。下半期の活動が楽しみです」 A氏「広末涼子(44)は今年4月、騒動以降初めて公の場に登場しましたが、賛否両論ありますね」 C氏「あれだけの騒動を起こして復帰できる度胸はさすが。ただ、復帰後初のイベントで子育てについて語って『どの口が語るのか』などと悪意のある批判を浴びてしまった。活動自粛中にドラマのオファーが殺到していたというウワサもあるが、信じがたいですね。女優として復活するのは簡単ではありません」 A氏「『FUJIWARA』の藤本敏史(53)も当て逃げでの活動自粛から半年もせず復帰しましたが、周囲の評価は微妙です。テレビ朝日の名物プロデューサーである加地倫三氏のお気に入りということもあって、テレ朝系のバラエティによく出ていますが、謝罪会見も開かず復帰していることに、批判の声があがっています。彼が出演する番組を見ていても、以前のような他の芸人をイジり倒す芸風が失われている。今やイジられる側に回っていますが、本人はどう返せばいいか分からないのでしょう。不祥事をネタにすることを早めに止めて、新しいスタイルを見つけないと今後厳しい状況に追い込まれます」 B氏「宮迫博之(54)はどうかな?」 C氏「地上波はもう無理でしょう。きちんと禊(みそぎ)を済まさず、目先の利益を優先してYouTubeに走ったことで、復帰の道を自ら断ってしまった。今年は粗品(31)との口喧嘩で話題になりましたが、上から目線で大スター気取りだった宮迫に不満を抱いているスタッフは多かった。もはや芸人仲間との付き合いも減っているでしょうから、地上波に戻る可能性は極めて低いと思いますね」 A氏「上半期だけでも話題に事欠きませんが、下半期も大きなスキャンダルが出ますかね」 B氏「有名俳優のXに薬物疑惑が囁かれているよね。行きつけのアパレルショップを薬物の取引の現場にしているなんてウワサも出ているよ」 A氏「旧ジャニのYはいつか女性問題で痛い目を見ると思う。何度か一緒に飲んだことがありますが、女性へのボディタッチが激しすぎる。強引にキスしようとする姿を見たこともあります。アイドルとしての自覚をもう少し持ってほしい」 C氏「あと、人気ロックバンドのボーカルZは酒癖の悪さが尋常ではない。自分が飲むだけではなく、周囲の女の子にテキーラをしこたま飲ませる。飲めない子にも無理強いするので、六本木近辺のキャバ嬢の評判が最悪なんです」 下半期も芸能メディアは忙しくなりそうだ――。 『FRIDAY』2024年8月23・30日合併号より
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