オリンパス元社長に薬物譲渡か 麻薬特例法違反疑い、男逮捕
大手精密機器メーカー「オリンパス」(東京)のシュテファン・カウフマン元社長兼最高経営責任者=CEO=(56)に違法薬物を譲り渡したとして、警視庁は8日までに、麻薬特例法違反の疑いで東京都葛飾区の自称カメラマン金子高明容疑者(44)を逮捕した。警視庁によると、黙秘している。 逮捕容疑は2022年9月~今年2月、都内でコカインや合成麻薬MDMAを複数回、カウフマン氏に譲り渡した疑い。 オリンパスは10月28日、違法薬物を購入した疑いがあるとして、カウフマン氏が同日付で辞任したと発表した。捜査関係者によると、カウフマン氏の自宅を6月に家宅捜索したが、違法薬物は見つからなかった。