ママ友に「児童手当の申請した?」と話したら、「そんなのしていない。なんで必要なの?」と返答が! この会話で“年収がバレる”って本当? 理由を解説
保育料、ふるさと納税の金額などで年収がバレる可能性も
児童手当の申請の有無だけではなく、普段の会話でも年収が知られてしまうことがあるので注意が必要です。 例えば、保育料は世帯収入(正確には支払う住民税の金額)で決まります。「保育料が◯万円って高いですよね」という会話で、年収をある程度予想されてしまうかもしれません。 ふるさと納税は、所得によって(自己負担2000円で)寄付できる金額に上限があります。「この前◯万円ふるさと納税して、特産品をもらったんです」という会話も年収を推測する材料になるのです。
何気ない会話からの年収バレに気をつけよう
2024年10月の児童手当改定では、「高校生年代も児童手当給付の対象になった」「所得制限の撤廃」「大学生年代も兄弟等としてカウントできる」という変更が行われます。 改めて申請が必要なのはこの3つのいずれかに関わる家庭です。「子どもは小学生だけの家庭なのに申請が必要」ということは、「これまで所得制限で児童手当をもらえなかった家庭」であることを意味するため、年収がバレたくない人は、申請したという事実は伝えないほうが賢明です。 このほか、保育料の金額やふるさと納税の金額などが年収バレのきっかけとなることがあるため、年収を周囲に知らせたくない人は、人との話題には細心の注意を払いましょう。 出典 こども家庭庁 もっと子育て応援! 児童手当 執筆者:浜崎遥翔 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
ファイナンシャルフィールド編集部