40年前に設置された「ブランコ」板が外れ女の子が指を骨折 8年前の点検で漏れ 京都・福知山市
京都府福知山市が管理する公園のブランコの板が外れ、10歳の女の子が手の指を骨折していたことが分かりました。 福知山市によりますと、12日、市営住宅「岡ノ山団地」の中にある公園のブランコの板が外れているのを団地の住人が確認しました。市が確認したところ、ブランコの鎖と板を固定するナットが外れていて、すぐに使用禁止としましたが、15日に「子どもがブランコで遊んでいて骨折した」との連絡が市に入ったということです。近くに住む10歳の女の子が左手の薬指を骨折したということで、地面に落ちた際にけがをしたとみられています。 このブランコは昭和59年に設置。市は8年前に市内の市営住宅にある公園16か所の点検を業者に委託して実施しましたが、今回の事故を受けて市が調べたところ、この公園だけ点検されていなかったことが分かりました。市と業者との情報共有に不備があったとしています。 市では15日に市内にあるすべての団地の公園の遊具の点検を行ったということで、今後、女の子と保護者に謝罪するということです。