ボイスチェンジもカラオケもOK。Quest 3と外部マイクの相性診断
Quest 3×Apple EarPods(USB-C)は声に厚みが出る
まずは、3.5mmタイプ&Lightningタイプのバリエーションを含めたら、世界でいちばん売れているんじゃないかと感じているマイクつきイヤホンの「EarPods(USB-C)」(アップル純正品)から。イヤホンケーブルの途中にあるリモコン部分にマイクが入っている製品です。 装着はもっとも楽ちん。そして肝心の声は想像以上に良質です。クールでシャープな声色のQuest 3内蔵マイクと比べて、EarPods(USB-C)は声に厚みと重みがあります。言い換えれば、説得力のある声色です。エネルギーが低音寄りとなるので男性声向きですが、2,780円でドシッとした声が使えるようになるメリットはありますね。 ってこういう話、Clubhouseでのマイクテストのときにもした記憶ある。
Quest 3×Ulanzi J12はややこもり気味
公式ECサイトでの販売価格は5,579円とリーズナブルな、USB Type-Cレシーバー付きのワイヤレスマイク「Ulanzi J12」。YouTuberを中心に人気となったモデルです。 2台のトランスミッターマイクが付属しますが、1台だけでも使用可能。実際に使ってみると、内蔵マイクの声よりこもっているし、ちょっと現実的ではないかも。 またマイクの装着場所で悩みました。Tシャツなどの首元に固定すると、Quest 3のスピーカーの音を拾ってしまいます。ラベリアマイク/ピンマイクを使ったときも、同様の悩みが勃発しそう。
Quest 3×CANON Privacy Talkなら深夜でも喋れる
キヤノンが開発した「Privacy Talk」は、カフェや電車の中など公共の場でも周囲に迷惑をかけずに喋れるマスク型マイク。USB接続にも対応していて、Meta Quest 3とは直結できます。 口元を覆うことで音漏れを防ぐスタイル。その代わり声はこもります。風邪を引いているときのような鼻声にも近いかも。 しかし、家族が寝静まってからフレンドとボイスチャットがしたいときには、便利極まるアイテムなんですよね。「りょうた!静かにしなさい!」と怒られることが激減すること確実ですから。