AIとの英会話練習どれが効果的?アプリ「Speak」「スピークバディ」とChatGPTを使い比べてみた
新しい年。「今年こそ英語を身につけたい」と思っているなら、生成AIを活用した英会話レッスンはいかがでしょうか? AIとの英会話練習どれが効果的?アプリ「Speak」「スピークバディ」とChatGPTを使い比べてみた そこで、今回はAIを活用した学習アプリ「Speak」「スピークバディ」と、ChatGPTの「音声会話」を使い比べてみました。
「Speak」はフィードバックやサポートが手厚い
ChatGPTを活用したレッスンをいち早く導入した「Speak」は、名前のとおり会話練習が中心の英語学習アプリ。 目的・レベル別の「レッスン」、AIを相手に会話練習をする「AI会話」、発音や文法などの動画レッスンを集めた「ミニコース」といったコンテンツで構成されています。 特定のシチュエーションに沿って、よく使うフレーズを練習する「レッスン」では、講師によるビデオレクチャーを見た後、マイクに向かって実際に発音を行ないます。 最初はフレーズの全文がテキストで表示されますが、途中からは一部が穴埋めになった状態で出題されるようになるので油断できません。 フレーズをしっかり覚えていないと答えることができないので、適度な緊張感をもって学習を進められます。 レッスンが終了すると利用可能になる「ロールプレイ」は、レッスンで学んだシチュエーションで、AIを相手にフリートークを行なえるチャット形式のコンテンツ。 自分の回答はテキストで画面上に表示され、問題がない場合はチェックマークが、間違っていたりズレていたりした場合にはアスタリスクのアイコン(*)が表示されます。 回答が正しくないときもそのまま会話を続けることはできますが、気になる場合はアイコンをタップすれば、その場でフィードバックを読むことも可能です。 自信がないときは、質問の日本語訳を表示したり、回答例を表示したりすることもできるので、途中で行き詰まることなく会話を続けられます。 会話終了後に、間違った箇所や改善すべき点のフィードバックをまとめて見ることも可能。 指定されたフレーズで回答するレッスンとは違い、自分で考えた回答に対してフィードバックが行なわれるので、より実践的な練習ができました。 「AI会話」では、レッスン内容に準じたシチュエーション以外にも「入国審査」「子どもに英語を教える」など、さまざまな状況を想定した会話を練習できるようになっています。 メニューにないシチュエーションの会話を練習したい場合は、自分でシナリオを設定することも可能。 自分とAIの役割および、どのようなシーンなのかを入力すると、設定に沿った会話が開始されます。 勉強方法について迷ったときや、わからないことをピンポイントで質問したいときに役立つのが、自由な会話で生成AIに質問できる「スピークチューター」です。 先生に質問をするような感覚で問いかけて答えをもらうことができるので、レッスンやAI会話で解決できなかった疑問点をそのままにせずに済みます。 生成AIと英会話練習ができるコンテンツが充実しており、レッスンで用意された会話以外も豊富にアレンジが可能なので、実践的な会話力を身につけたい人に向いていると感じました。 【「Speak」はこんな人にオススメ!】 実践的な会話力をしっかりと身につけたい AIとはいえ、適度な緊張感をもって英会話の練習をしたい 自分の受け答えに対するフィードバックを受けたい