ふなっしー台湾に上陸! 現地の反応は?/台湾
甲高い奇声と特徴的な動きで人気の千葉県船橋市非公認のゆるキャラ、ふなっしーが台湾に上陸。2月6日、台湾・台北で行われた漫画・アニメイベント『2014台北國際動漫節』に出演した。あの独特のキャラクターは中華圏においても異色に映るようで、地元のファンやメディアから好感を得たふなっしー。昨年9月のロンドン訪問に続く2度目の“海外遠征”だが、今後も活躍の場を世界に広げていくという。
■“鳴り物入り”だったふなっしー 訪台前から話題に もともと、台湾では日本発のキャラクターの人気が高い。熊本のご当地キャラ「くまモン」は、昨年だけで9月、10月、11月と3回台湾を訪れたほか、専用のグッズショップも期間限定でオープンしている。ほかにも、サンエックスのキャラクター「リラックマ」は昨年4月、セブンイレブンで行われた“リラックスグッズ”のプレゼントキャンペーンでは、品薄となり数ヶ月待ちになるほどの人気だった。 一方、ふなっしーは『船梨精(チュアンリージン)』と呼ばれ、ネットを中心にカルト的な反響を呼んでいる。昨年12月11日には、台湾の衛星テレビ局『中天テレビ』の女性アナウンサーがふなっしーのニュースを紹介していた際、あまりの奇抜な挙動に笑い出し、原稿を読めなくなるという“事件”も。この動画はWebで公開され、その後SNSなどで拡散し、日本のネットユーザーの間でも話題となった。さらに、ふなっしーが2月2日、自身の古い着ぐるみを洗う動画もWebで公開され、台湾のメディアにも紹介されていた。上陸前の話題性は上々のようだが、実際の反応はどうだったのか。 ■アイドルイベントばりの盛り上がり 用意された会場に約400人のファンが集まり、場内は熱気があふれていた。その、ほぼ全員が10代、20代の若い女性だ。手作りのうちわや応援メッセージを書いたボードを掲げるなど、アイドルのイベントさながらの光景も。登場直前にふなっしーのパネルが置かれると、黄色い歓声が上がっていた。司会者の呼びかけで「ふなっしーコール」が始まると、ステージにふなっしーが登場し、会場の興奮は最高潮に。