人事の専門家が教える、レイオフされないために必要な4つの資質(海外)
3.問題を解決できる
雇用主は、問題を発見できるだけでなく、解決できる人材を会社に留めたいと考える。何か問題が発生した場合、上司に「必要なものを与えられていません」とか「これは難しすぎます」と訴えるだけでなく、解決策も提示しよう。 問題解決のために何をしたのかを上司に報告し、「先方に説明して、期日に間に合わせないといけないと伝えましたが、動きがありません。そちらからメールを送ってもらえませんか」といったことを言う必要がある場面もあるだろう。 優秀な社員になるためにあらゆることを解決する必要はないが、責任感を持って、アイデアを示すことで、問題を迅速に解決することができるだろう。
4.チームでうまく動くことができる
チームプレーヤーであることは、自分の成長のためだけに重要であるわけではない。同僚に「質問があればいつでも気軽に聞いてください」と言うこともあるだろう。また、同僚に対して仕事面だけでなくどのような人となりなのか興味を持つこともあるかもしれない。 チームの関係性がよければ、互いに愚痴を言って発散し、本音で話し合い、一緒に問題を解決する。そうなるときついジーンズを履いているのではなく、快適なジョガーパンツを履いて仕事をしているようなものだ。楽に呼吸ができ、緊張感を感じる必要がない。 チームでうまく仕事ができる人材であれば、上司はその人をチームに残すために戦ってくれるだろう。どんな仕事にも人間的な要素が含まれている。一緒に働くのが楽しくなるような人であることは、人事の決定に影響を及ぼすことがある。
それでも解雇されるかもしれない
このような特性を持つ人材でも解雇されることがある。そうなってしまうと、何を間違ったのかと思い悩むだろう。しかし、解雇を決定するのは一緒に働いている上司ではなく、投資家、取締役会など、業績の数値を見て判断を下す人々であることが多い。 たとえ上司があなたをチームに留めようと努力しても、必ずしもそれが叶うわけではない。上司が「この人を残すためなら、どんなことでもします」とまで言うことがあるが実際にはできない。これは困難なことであり、仕事上でも個人的にも悪影響を及ぼす。 このような決定は自分ではどうにもならないという点を忘れてはならないが、良い特性があることを示すと、自分の立場を強化できるだろう。
Alyshia Hull