井上尚弥と推定総額30億円「リヤド・シーズン」スポンサー契約は複数年に 大橋会長明かす
プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(31=大橋)が4日に結んだサウジアラビア政府直轄のプロジェクト「リヤド・シーズン」とのスポンサー契約について「複数年」になる見通しとなった。所属ジムの大橋秀行会長(59)が12日、都内で取材に応じたもの。推定総額30億円となる今回の契約期間について「まあ複数年、複数年だね」と口にした。サウジアラビア入りして契約した直後には、契約期間などを含めて詳細については明かされていなかった。 同会長はあらためて今回の契約にはサウジアラビアで試合を行う条項は入っていないと明言。サウジアラビア内外のエンターテインメント産業を活性化させることが目的となる「リヤド・シーズン」のアンバサダー(観光大使)として活動が中心になると説明した。12月24日、東京・有明アリーナで行われるIBF&WBO世界同級1位サム・グッドマン(26=オーストラリア)との防衛戦から試合トランクスのベルト位置に「リヤド・シーズン」のロゴが入ることになっている。