ヒーローは誰だ!日本代表、バーレーン戦パフォーマンス査定【DF編】堅守復活!? 圧巻だったのは?
サッカー日本代表は現地時間31日、AFCアジアカップカタール2023決勝トーナメント1回戦でバーレーン代表と対戦し、3-1で勝利を収めた。この試合での選手のパフォーマンスはどうだったのか。今回はポジション別にA~Cの3段階で評価する(データは『Sofa Score』を参照)。 【アジア杯順位表・トーナメント表】AFCアジアカップ カタール2023
冨安健洋(背番号22) バーレーン代表戦:フル出場 評価:A インドネシア代表戦に続いて、細かいラインコントロールで守備陣を完璧に統率した。バーレーン代表FWユスフの裏への抜け出しには3度のオフサイドを誘って消し、相手陣内からのロングボールには跳ね返すだけでなく、味方に繋げてマイボールにした。1対1の場面でも相手FWをシャットアウト。ロングフィードの精度はイマイチだったが、最終ラインからの組み立ての部分では重要な役割を担った。 板倉滉(背番号4) バーレーン代表戦:フル出場 評価:B 今大会では初の冨安健洋とのスタメン起用で堅守を披露。相方とともに相手の攻撃をオフサイドで止めるのと、下がりながら対応するのを上手く使い分けて、流れの中からほとんどバーレーン代表にチャンスを作らせなかった。冨安とのコンビでイラク代表では物足りなかった安定感が戻った。 毎熊晟矢(背番号16) バーレーン代表戦:フル出場 評価:A 右SBながら2ゴールに絡む圧巻のパフォーマンスを披露した。保持時に久保建英が左サイドに流れてチーム全体の重心が左サイドに傾いた際にはボランチの位置まで絞り、リンクマンとして機能。この絶妙なポジショニングが功を奏したのが、先制点に繋がるミドルシュートのシーンだ。バイタルエリアから元FWらしい強烈な一撃を放った。守備でも安定感があり、警告を受けたが堂安律との関係で相手の左サイドを封じた。 中山雄太(背番号19) バーレーン代表戦:フル出場 評価:B グループリーグ第3節インドネシア代表戦よりも安定したパフォーマンスを披露した。左WGの中村敬斗が相手のマークに苦しんだことで効果的な攻撃参加はあまり見られなかったが、守備の部分では高い貢献度をみせた。地上戦、空中戦ともに安定しており、デュエル勝利数(9)とデュエル勝率(69%)はどちらもチームトップだった。 町田浩樹(背番号15) バーレーン代表戦:80分 IN 評価:出場時間短く採点不可 80分に堂安律と代わってピッチに入ると、同時に5バックへとシステム変更。守備固めの役割を与えられた。短い出場時間で特にミスはなく、シュートブロックで相手の攻撃を防いだ場面もあった。 菅原由勢(背番号2) 谷口彰悟(背番号3) 伊藤洋輝(背番号21) バーレーン代表戦:出場なし 評価:なし
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