RKB毎日放送

6年前に母親の名義で銀行口座を開設し、通帳とキャッシュカードをだまし取ったとして、詐欺容疑で逮捕された特定危険指定暴力団「工藤会」幹部の54歳男性ついて、福岡地検小倉支部は、起訴しないことを決めました。 特定危険指定暴力団「工藤会」幹部の54歳男性は6年前、母親と共謀して北九州市門司区の銀行に銀行口座を開設し、通帳とキャッシュカードをだまし取った詐欺の疑いで今年10月に逮捕されました。 逮捕当時、警察は、男性の認否について明らかにしませんでした。 この男性について福岡地検小倉支部は、10日付けで起訴しないことを決めました。 不起訴の理由について福岡地検小倉支部は、「諸般の事情を総合的に考慮した」とコメントしています。