「校歌歌う」達成して 知事、平高訪問し激励 /島根
<センバツ2020> 丸山達也知事は11日、第92回選抜高校野球大会(阪神甲子園球場で3月19日開幕)に21世紀枠での出場が決まった平田高(出雲市平田町)野球部を激励するため、同校を訪問した。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 丸山知事は選手たちを前に「甲子園出場おめでとう。日ごろのグラウンドでの活躍だけでなく、地道な普及活動の取り組みが総合的に評価されてつかんだ切符。校歌を歌うという目標を達成してほしい」とあいさつ。選手たちと握手を交わし、守備練習に汗を流す部員らを真剣な表情で見つめた。好プレーには「うまいね」と笑顔を見せた。 保科陽太(ひなた)主将(2年)は「励ましの言葉をいただいてとてもうれしい。甲子園で勝つには足りない部分もあるので、それを埋めていきたい」と気持ちを新たにした。植田悟監督は「公立校で、部員が少ない中でも勝つことを目指している。バッテリーと野手が連動した戦いができるよう細かな戦術を詰めたい」と意気込んだ。【鈴木周】