小林製薬“紅麹”含む8製品「安全に摂取できるとは言えない」消費者庁に報告 厚労省は173社に“健康被害”報告など調査
日テレNEWS NNN
消費者庁は、小林製薬の「紅麹原料」を含む8製品について、小林製薬から安全性に関する再検証の結果、現時点では「紅麹を安全に摂取できるとはいえない」と報告があったことを明らかにしました。 小林製薬は「紅麹原料」を含む8製品について「機能性表示食品」として販売していましたが、消費者庁はその安全性に関する科学的根拠を再検証するよう求めていました。 5日、その再検証結果について小林製薬から報告があり、紅麹自体は「過去の安全性の根拠を否定するものではない」とした一方、製品の一部に因果関係が否定できない健康被害が報告され、厚生労働省も原因追究中であることから、現時点で「紅麹を安全に摂取できると評価できないと考えている」と回答があったということです。 また厚労省が、紅麹原料を使用した製品を製造する173社に健康被害などの報告がなかったか調査していましたが、該当する事業者はなかったということです。