＜BL東京・神戸＞前半、フリゼルが突破してタマニバルのトライを導く（撮影・篠原岳夫）

　◇NTTジャパンラグビーリーグワン1部第3節　BL東京32―26神戸（2025年1月5日　東京・味の素スタジアム） 　昨季王者のBL東京は神戸を32―26で下し、開幕3連勝を飾った。プレーヤー・オブ・ザ・マッチ（POM）にはFLシャノン・フリゼルが選ばれた。一方の神戸は2敗目（1勝）を喫した。 　試合は前半5分、右ラインアウトからの攻撃でフリゼルがラインブレークでディフェンスラインの裏に抜け出し、CTBセタ・タマニバルへとパスが渡り先制トライ。同13分にはリッチー・モウンガに代わって今季初めて10番で先発したSO松永拓朗がPGを決め、3点を追加した。 　その後、1トライを返されたBL東京だが、同24分にはタマニバルのショートパントに首尾よく反応したWTB桑山淳生がチーム2トライ目。同31分には松永た再びPGを決め、前半を20―12で折り返した。 　後半最初の20分間は一転、両チームとも堅い守りを見せ、自陣22メートルライン内への進入は許してもスコアは許さず。同21分に神戸のPRカウヴァカ・カイヴェラタがイエローカード（その後レッドカードに変更）を受けて1人少なくなると試合は動き、両チーム2トライずつを奪ってフルタイム。BL東京が逃げ切った。