藤波朱理、右肘手術も「金メダルを取るための試練」 パリ五輪開幕100日前に決意
7月26日開幕のパリ五輪・パラリンピックで日本選手団「TEAM JAPAN」が着用する公式スポーツウェアが開幕まで100日となった17日、都内でお披露目された。レスリング女子53キロ級で公式戦133連勝中の藤波朱理(日体大)が会見に出席。パリの日の出をイメージした赤のジャケットに袖を通し「五輪の公式ウェアを初めて着て、すごく気が引き締まる思いになった」と語った。 藤波は3月14日の練習で右肘を脱臼し、手術を受けた。出場を予定してたアジア選手権も回避することになったが「このけがも今は前向きに捉えていて、自分が金メダル取るための試練だと思って、しっかり乗り越えて準備していきたい」と心境を語った。 現状については「順調に回復していて、もうすぐ復帰という形」と説明した。初の大舞台に向け「たくさんの方々の応援を力に変えて、1人でも多くの方に一歩踏み出す勇気を与えられるようなレスリングをして、必ず金メダルを獲得してきます」と力強く宣言した。
報知新聞社