京都でインフル報告が過去最多…全保健所で警報レベル
京都府は8日、インフルエンザ報告数が過去最多になったと発表した。1定点医療機関あたり54.88(昨年12月23~29日)で、2019年1月以来、6年ぶりに過去最多を更新した。 全保健所で「警報レベル」(30)を上回った。保健所別では山城北(63.12)、中丹西(58.4)、乙訓(58.29)、京都市(55.79)、中丹東(53.29)、丹後(50.5)、山城南(46)、南丹(37.89)。 府内は昨年11月にインフルエンザの流行期に入り、その後患者数が急増。12月23~29日の間、府内の学校42校が学級閉鎖や学年閉鎖となった。 府は「寒さが厳しい時期を迎えており、今後さらなる感染拡大が懸念される」とし、手洗いやマスクの着用、こまめな換気、ワクチン接種などの予防対策を呼びかけている。