RKB毎日放送

19日、日本付近は強い冬型の気圧配置となり、雪の便りが続々と。東京や大阪、横浜などで「初雪」が観測されました。年末にかけても、日本付近には強弱を繰り返して寒気が南下する見込みです。 【画像で見る】年末にかけても、強弱を繰り返して寒気が南下する見込み ■各地から雪の便りが届いた 西回りで強い寒気が流れ込み、日本付近には18日夜から所々で雪雲がかかりはじめ、19日朝は、東京・横浜・京都・大阪・奈良・長崎・熊本・高知で「初雪」を観測しました。 東京では平年より15日早く、昨シーズンより25日早い初雪の観測です。 また、福岡では、脊振山で「初冠雪」を観測しました。 ■週末から来週初めは再び強い寒気　日本海側は大雪に 20日（金）はいったん寒気の流れ込みが弱まりますが、21日（土）から来週初めにかけて日本付近は再び強い冬型の気圧配置となる見込みです。 上空約1500メートル付近に、平地で雪の目安となるマイナス6℃以下の強い寒気が西日本付近まで南下し、北海道の日本海側から山陰はさらに積雪が増える見込みです。 ■クリスマスは寒さ緩む　年末は再び寒気流れ込みやすく 24日（火）は冬型の気圧配置が緩み、25日（水）のクリスマスにかけて高気圧に覆われるでしょう。 クリスマスの頃は、全国的にいったん寒さが緩むため、雪が降る所は北海道と日本海側の一部となりそうです。 年末は再び寒気が流れ込みやすくなるため、厳しい寒さが戻るでしょう。この先も、強弱を繰り返して、寒気が入る見込みです。 RKB毎日放送　気象予報士 橘高香純