【京都記念】好相性は「4、5歳」や「牝馬」 本命は前走GⅠ・2着の牝馬ルージュエヴァイユ
本命は相性の良い牝馬から
京都記念のデータをまとめてみよう。 【好走データ】 A「牝馬」 B「4、5歳」 C「前走GⅠか中山金杯」 D「前走5着以内」 E「前走6、7番人気」 【好走率ダウン】 F「前走が日経新春杯」 G「前走馬体重500kg以上」 【連対馬なし】 H「8歳以上」 今回の登録馬は12頭。冒頭で書いたように、ここ10年の平均出走頭数が11.9頭だから、おおむね予想通りの頭数となりそう。今回の登録馬で連対馬が出ていないH「8歳以上」に当てはまる馬が3頭。これを除いた9頭から本命馬を探していく。 残った9頭で最多のプラスデータを持つのは、ルージュエヴァイユ。前走人気以外の4つをクリアしている。エリザベス女王杯から京都記念に出走した馬は6頭いて、2016年2着タッチングスピーチ、2020年1着クロノジェネシスと2頭が連対している。前哨戦としてもまずまずで割引材料も特になし。今回はこれが本命でいいだろう。 プラスデータを3つ持つのは、ブレイヴロッカーとラヴェル。ブレイヴロッカーは好走率の高い」E「前走6、7番人気」を持っているのが魅力でこれが2番手。3番手にはラヴェル。押さえ候補をどうするかだが、プラスデータを2つ持っている馬のうち、前走が相性のいい有馬記念と中山金杯の馬を選びたい。それぞれ1頭ずつしかいないので、プラダリアとマテンロウレオを押さえとする。 ◎ルージュエヴァイユ ◯ブレイヴロッカー ▲ラヴェル △プラダリア ×マテンロウレオ 《ライタープロフィール》 門田 光生(かどた みつお) 競馬専門紙「競馬ニホン」で調教班として20年以上在籍。本社予想などを担当し、編集部チーフも兼任。現在、サンケイスポーツにて園田・姫路競馬を中心に予想・記事を執筆中。 兵庫所属馬としてフェブラリーSに挑戦するイグナイター。その写真撮影が行われたのですが、普段では見ないぐらいのマスコミ(主にカメラマン)が集まりました。さすがはJRAのGⅠ、やはり注目度が違いますね。
門田光生