【英会話】上品な大人のネイティブが「Let's」の代わりに使う単語とは?
● 「Congratulations on ~!(~おめでとう!)」は 最後の〈z〉の音を忘れずに! 発音は〔コングラチュレーションズ・オン〕とはせずに、〔カングラチュレイシュンz オn〕とします(zとnは母音を含まず子音だけで発音する)。 “Congratulation!” と言っている人をよく見かけますが、“Congratulation!” と単数形で言うことはありません。 “Congratulations!” とかならず複数形にします。むしろ、最後の〈z〉の音が聞こえるように意識的に発音します。 「ありがとう」を意味する“Thanks.” も〈s〉をつけて複数形にします。なぜこのように複数をあらわす〈s〉がつくのでしょうか。“Thanks.” の場合はあふれんばかりの感謝の気持ちが、“Congratulations!” の場合はあふれんばかり祝福の気持ちが複数形になってあらわれているのです。これを文法用語では「強意複数」と呼んでいます。 「~おめでとう!」は、前置詞の“on” でつなげて、その後ろに名詞(動名詞)をおきます。 ◆ Congratulations on winning the award!(受賞おめでとう!) カジュアルな場面では、〈Congrats!〉とだけ言ったりします。発音は〔カングラッツ〕で、〔ラ〕のところにアクセントをおきます。 ◆ You passed! Congrats!(合格したのね!おめでとう!) ◎ネイティブならこう言う! (1) Congratulations on your engagement!(ご婚約おめでとう!) *engagement〔インゲイジムンt〕「婚約」 (2) Congratulations on your wedding!(ご結婚おめでとう!) *=Congratulations on your marriage! (3) Congratulations on your promotion!(おめでとう! 昇進したんだってね) *promotion〔プロモゥシュn〕「昇進」 (4) Congratulations on your new baby!(おめでとう! 赤ちゃんが生まれたんだってね) *“Congratulations”と言ってから、〈on ~ 〉と続けることで、日本語で示したようなニュアンスを伝えることができます。 (5)〔Congrats! を用いて/2文で〕 A:I got the promotion!(昇進したんだ!) B:Congrats! You deserve it!(おめでとう。あなたなら当然だよ) *You deserve it!「あたたはそれを受けるのに値する!→あなたなら(そんないいことがあって)当然だ!」
キャサリン・A・クラフト