【公示地価2024】トップ5を全掲載 わが町の土地は?大阪の商業地1位は4年連続「グランフロント大阪南館」【大阪・京都・兵庫の一覧】
兵庫も住宅・商業地ともに上昇 芦屋市で再開発等への期待感
兵庫県では住宅地でプラス1.4%、商業地はプラス2.7%と2年連続で上昇しました。 県によりますと、神戸市東部3区(東灘区・灘区・中央区)では高い交通利便性等から需要が根強い一方、供給が不足気味であることから上昇率の拡大傾向が続いているということです。阪神地域でも上昇傾向が強く、尼崎市・伊丹市・芦屋市では全地点で上昇したということです。 また、県全体の人口減少の中、人口増加が続く明石市でも地価の上昇傾向が強いということです。 住宅地での地価の最高地点、上昇率トップはともに兵庫県芦屋市船戸町で1平方メートル当たり71万円、前年よりプラス6.8%でした。一方で下落率のトップは、兵庫県姫路市林田町口佐見でマイナス3.6%でした。 一方、商業地は新型コロナによる行動制限の解除を受けて、人流の回復が鮮明になり、神戸市内の商業地の継続地点の全てで上昇となったということです。また、再開発等への期待感から、芦屋市の地価上昇が大きくなっているということです。 県下の地価最高地点は三宮センター街(神戸市中央区三宮町)で665万円(1平方メートルあたり)で前年より6.4%上昇、上昇率トップはJR芦屋駅南側(芦屋市業平町)で10.2%上昇し、78万8000円(1平方メートルあたり)でした。
京都 商業地の上昇率トップは京都市下京区烏丸通で650万円
京都府では、前年と比べて住宅地でプラス1.6%、商業地で5.1%上昇したということです。住宅地での最高価格は京都市上京区室町通下立売上る勘解由小路町156番で70万円(1平方メートルあたり)で前年より4.5%上昇したということです。また、上昇率のトップは京都市上京区小川通一条下る小川町206番1で、9.1%上昇し価格は67万3000円(1平方メートル当たり)でした。京都市内の住宅地は2.5%上昇、利便性の良い、居住環境が良好なエリアでの需要は底堅いとみられているということです。 一方、京都府内の商業地は前年と比べてプラス5.1%、新型コロナによる行動制限の解除で人流が回復し、ホテル・マンション・店舗用地需要に回復傾向がみられ地価が上昇しているということです。特に観光需要が旺盛で、観光地や繁華街で高い上昇率がみられるということです。 商業地の最高価格はJR京都駅周辺(京都市下京区四条通寺町東入2丁目御旅町51番外)で950万円(1平方メートルあたり)で去年から8.0%上昇したということです。また上昇率トップは京都市下京区烏丸通七条下る東塩小路町734番外で17.1%の上昇、価格は650万円(1平方メートルあたり)でした。