無免許の50人弱に貸し出しか 外国人の公道運転、確認徹底せず
無免許の外国人観光客2人にカートを貸し出し、公道を運転させた疑いで東京都のレンタル業者の責任者が警視庁に書類送検された事件で、この業者が他にも50人近くの外国人客らに無免許運転させた疑いがあることが11日、捜査関係者への取材で分かった。同庁は、日本でも運転できる国際免許証を持っているかどうかの確認などを徹底していなかったとみている。 捜査関係者によると、計約3300人が利用。貸し出し記録で、日本では運転が認められない国の国際免許証でレンタルしていた観光客らが50人近く確認されたといい「無免許となった利用者は違法性を認識せずに運転した可能性が高い」と説明した。