愛知県内の鉄道駅で進むホームドアの整備 名鉄は1つの扉だけで25年春まで実証試験
名鉄でもホームドアの実証試験
名鉄でも新しい取り組みが始まっています。 記者: 「名鉄の金山駅に来ています。ホームを見ますと、ほとんどホームドアがありませんが、1カ所だけホームドアが設置されています」 名鉄の金山駅では10月1日から、ホームドアの実証試験が始まりました。設置は1カ所のみですが、システムが正常に作動するかどうかは、扉1つで確認できるということです。 扉に注目すると、車両のドアの幅よりもホームドアの幅は、かなり広くなっています。その理由は… 名古屋鉄道旅客施設課 山松祐馬さん: 「弊社の車両には、1つの車両に扉が2つあるものと、1つの車両に扉が3つあるものがございます。その車両の長さも車種によって異なっているので、1つの編成においても最大長が異なるといった課題がございます」 このホームドアも、天井に設置されたセンサーの検知結果をもとに、車両の違いや数、ドアの開閉などを判断しています。2025年3月までの試験期間を通して、正常に作動するかどうかや、乗務員のオペレーションやダイヤの影響なども検証していくといいます。 山松さん: 「実証試験の結果を踏まえまして、より安全安心にご利用いただける金山駅となるように、ホームドアの本格整備を進めてまいります」
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