藤井七冠と”竜王”かけるのは7年前の29連勝を止めた佐々木八段 竜王戦第1局 両者の意気込み
愛知県瀬戸市出身の将棋の藤井聡太七冠が5日からの竜王戦で防衛に臨みます。 竜王のタイトルは将棋界の八大タイトルのうち”最高峰”と位置づけられています。 今期の七番勝負にはタイトル戦初挑戦となる佐々木勇気八段が挑みます。 2人は2017年、竜王への挑戦者を決める決勝トーナメントで激突。当時中学3年生だった藤井七冠はデビューから無敗で、公式戦連勝記録29を築いていました。30連勝を止めたのがこのときの佐々木八段でした。 それから7年、竜王戦で今度は「タイトルホルダー」と「挑戦者」として対決する2人。 4日の前夜祭でそれぞれ意気込みをこう語りました。 佐々木八段 「少しでも強くなれるように過ごしてきたつもり。最善を尽くしたい」 藤井七冠 「佐々木八段と2日制で対局するのは初めて。緊張感と同時に楽しみな気持ち」 第1局は5日午前9時から2日間にわたって行われます。