髙橋和生選手(パリ五輪陸上出場)と勝負 児童が競歩体験 岩手・奥州
パリ五輪の陸上男女混合競歩リレーに出場した北上市出身の髙橋和生選手(28)=ADワークスグループ所属、水沢中―花巻北高―早大=を講師に迎えた陸上教室は9日、奥州市水沢の水沢公園陸上競技場で開かれた。市内の小学生31人が速く走るこつを学んだほか、髙橋選手と競歩で競走して五輪アスリートとの触れ合いを楽しんだ。 同市主催で、未来のトップアスリート育成事業の一環。同事業を受託する市スポーツ協会が企画した。 教室では髙橋選手がウオーミングアップを兼ねて同競技場のトラック(1周400メートル)を児童と一緒に走ったほか、短距離走や競歩の手足の動かし方を披露した。髙橋選手は「大きく腕を動かすこと、頭から足まで真っすぐになる姿勢で前足に体重をかけること」などと速く走るこつを説明した。