<春に挑む>選手紹介/15 国学院久我山・松本宗二郎/二松学舎大付・日笠礼凰 /東京
◇投打に精進を怠らず 国学院久我山・松本宗二郎(しゅうじろう)(1年) 昨秋の都大会では、準々決勝で先発の渡辺建伸(2年)を継ぐ2人目の投手として四回に登板し、この回を無失点に抑えた。準決勝と決勝では登板機会がなかったものの、先輩の渡辺から「お前ならいける」と声を掛けられ、自信を付けた。 直後の神宮大会では初戦で対戦した花巻東(岩手)の最後の攻撃回を無失点に抑えた。そうした経験を糧に、この冬は主にスライダーとカットボールを磨いてきた。打撃面ではミート力と鋭い打球が持ち味。さらなる精進を怠らず、自宅でも満足できるまで素振りをしている。 休日などは、ネットでSNSや動画を見たり、ゲームをしたりして、リラックスして過ごしているという。【小林遥】 ……………………………………………………………………………………………………… (1)右投げ左打ち(2)169センチ、69キロ(3)深谷彩北リトルシニア(埼玉)(4)投手としてしっかり抑え、攻撃でも自分の強みを出して輝きたい ……………………………………………………………………………………………………… ◇力強いスイング特徴 二松学舎大付・日笠礼凰(ひかさ・れお)(1年) 大柄の体から繰り出す力強いスイングが持ち味。昨秋の都大会では2試合に途中出場し3安打4打点をたたき出した。 二松学舎に入学した時の体重は100キロを超えていたが、野球部での厳しい練習を経て90キロ台まで絞った。この冬は、苦手な守備を猛特訓中だ。 5人きょうだいの4番目で、長兄は同じ二松学舎でエースとして活躍した。次姉も岐阜第一でプレーし、女子高校野球で全国2位になった経歴を持つ。長兄からは「自分がうまくいかないときにアドバイスをもらう」といい、そのバッティングフォームも参考にしている。 おしゃれ好き。宝物はナイキのスニーカー「エアフォースワン」だ。【加藤昌平】=つづく ……………………………………………………………………………………………………… (1)右投げ右打ち(2)180センチ、95キロ(3)熊谷リトルシニア(埼玉)(4)守備、バッティング、人間性をもっと磨いて甲子園で勝ち進みたい