大垣日大監督、前監督から引き継いだ「技術の前に…」 明治神宮野球
明治神宮野球大会の高校の部は20日、神宮球場で開幕して1回戦があり、大垣日大(東海・岐阜)は東海大札幌(北海道)に0―3で敗れた。3点を先取され、打線は6安打に抑え込まれた。大垣日大・高橋正明監督の試合後の主なコメントは以下の通り。 【写真】明治神宮大会・高校の部 聖光学院-東洋大姫路 ◇大垣日大・高橋正明監督 先発の中野(翔真)は一回に先制されたが、二回以降は立ち直り、(七回から救援した)2番手の谷之口(翔琉=かける)も良い投球だった。守備に関しては合格だと思う。今まで通りの守りができた。 打つ方は良い打球もあったが、つながりを欠いてしまった。相手の投手が素晴らしかったし、この冬の課題ができたと捉えたい。まずはフィジカル。強い体を作ることがテーマになる。 <阪口慶三監督から今年チームを引き継ぎ、神宮大会に出場した> 阪口先生から引き継いだことは技術の前に人を育てるということ。また、野球においては基本をしっかりやる。先生は座右の銘が魂だったので、魂あふれるプレーをやるんだということもだと思う。 <監督としてのアレンジは> 思い切って伸び伸びやらせることですかね。阪口先生はあれだけの名将で偉大なので、私に交代したところでもう少し選手に伸び伸びとやらせようと。試合の中で積極性が出てきた。きょうはうまくいかなかったが、東海大会では逆転劇につながった部分もあると思う。積極性は生まれている。