【写真：Getty Images】

　オランダ・エールディビジのAZアルクマールに所属するサッカー日本代表DF菅原由勢に今季のUEFAヨーロッパリーグ（EL）王者でセリエAのアタランタが興味を示しているようだ。イタリアメディア『ガゼッタ・デロ・スポルト』が現地時間5日に報じている。 　菅原は今季のAZでアジアカップ参加期間中による離脱期間を除くリーグ戦の全30試合にスタメン出場を果たし、4得点7アシストと活躍した。AZとの契約は来夏で満了となるが、まだ契約延長をしていない。そんな菅原にはセリエA王者のインテルが以前から興味を示していたが、今度はEL王者のアタランタが動向をチェックしているようだ。 　同メディアによると、インテルはデンゼル・ダンフリースの移籍に備えて、右サイドの補強を考えており、アタランタのエミル・ホルムの獲得も狙っているようだ。その交渉が失敗に終わった場合、インテルは菅原の獲得に動く可能性がある。だが、AZ側はインテルやアタランタを長くは待てず、他クラブからのオファーがあれば、すぐにでも動きたいと考えているようだ。 　菅原のイタリア移籍はホルムの動向次第となりそうだ。イタリア王者か、それともEL王者か、どちらでプレーすることになるのだろうか。