4万3千件の顧客情報が流出した可能性…委託先ネットワークに不正アクセス 静岡ガス
静岡ガスは19日、委託先のネットワークへの不正アクセスで延べ約4万3千件の顧客情報が流出した可能性があると発表しました。 静岡ガスによりますと、17日に都市ガス関連のシステム運用を委託している東京ガスエンジニアリングソリューションズのネットワークへの不正なアクセスがあったことが分かりました。これにより、延べ約4万3千件の顧客情報が外部に流出した可能性があることが分かりました。判明している対象者は、2003年12月に沼津市と裾野市で、2008年10月と2020年5月に静岡市駿河区八幡地区でガスを使用した顧客などで、住所、氏名、電話番号などが流出した可能性があるということです。データが不正利用された事実は確認されていないとしています。 静岡ガスでは、不正アクセス防止の対策を取ったうえで、原因の調査を進め、さらなる情報の流出がないか確認しています。