建て替え工事進む阪神百貨店 歩道橋から撮った昔と今の風景
JR大阪駅南側にある歩道橋からみえる阪神百貨店。現在、同百貨店こと大阪神ビルディングとその南に位置していた新阪急ビルの建替計画「梅田1丁目1番地計画」が進められているため、この2年ほどで周囲の風景もずいぶんと変わった。 【拡大写真と動画】新阪急ビル解体進む・阪神百貨店も工事着々と
1枚目の写真は、つい最近まで目にしていたと思ったが、THE PAGE大阪の過去の記事を見返すと、2015年2月17日に同百貨店1階にあったフードコート「スナックパーク」が約60年の歴史に幕を閉じたことや、同4月に「建物に足場が組まれてきた」といったニュースを伝えているため、ちょっと前の風景となる。
2枚目の写真は10日午後に撮ったもの。以前の建物で言うと、新阪急ビルと阪神百貨店の間にあった道路の上空を活用した、なにか立体的に見える壁面の建物が歩道橋の前に大きく見える。 1枚目の写真とほぼ同位置で撮っていると思うが、ずいぶんと変わっている。いずれは、向かって右側の阪神百貨店西館ものいずれは解体・新築工事が進められる。
この記事を書いている途中、2009年の9月に撮ったという同百貨店の写真が出てきた。そうそう、夜になると、看板が緑色に輝いていた。よく、この歩道橋で、テレビのバラエティ番組のインタビューなどが収録されており、よくその場面を見ては「阪神の前の歩道橋や」と反応していた覚えもある方が多いのではないだろうか。 同百貨店などの発表によると、これらの建物の工事は2022年春に完成予定だそうだ。JRや私鉄、地下鉄の駅があり、御堂筋の起点もある同所付近、完成すると今以上ににぎやかな場所となることだろう。そう思えば、今からでも、この風景の定点観測写真を撮り続ければ、変化を比べられておもしろいのかもしれない。