大阪・道頓堀で演歌を聴きながら本マグロ一本食べ尽くし
大阪で「演歌で本まぐろ一本食べつくそう!」というイベントが31日、「大起水産回転寿司道頓堀店」(大阪市中央区道頓堀)で行われる。これはよくある解体ショーとは違い、ちょっと珍しい趣向で、演歌を聴きながら本まぐろ一本を食べ尽くそうという、初の試みになっている。関西で回転寿司チェーンで急成長を続ける大起水産の「道頓堀店」2Fフロアが会場だ。ここに演歌歌手の渡辺要を招き、回転レーンを舞台に歌手本人が本まぐろ一本を解体しながらディナーショーを開催する。
寿司の華といえばマグロだが、これまでマグロは築地から東京の寿司屋に流れることが多く、関西人には本当のマグロの美味しさがあまり伝わっていないという。そこで、その新鮮なマグロをリーズナブルに消費者に届けたいという思いから、大起水産ではこれまでも数々のイベント会場でマグロ解体ショーや鮮魚販売を開催してきた。 「今回は目の前で捌き、目の前で握ったものを召し上がって頂くという実感劇場に加え、更にそのマグロの世界観を歌とともに体感する、究極の食のエンターテイメントです。そんな企画に合わせ、以前は寿司職人だった歌手の渡辺要さんに白羽の矢が立ちました」(大起水産) 渡辺要はかつて香川県で「要鮨」という寿司店を7店経営。天皇皇后両陛下にもその腕前を披露したこともある。デビュー10年目の平成14年に店を閉めてからは歌に専念。テレビやラジオ出演多数。「大間崎漁歌」など自身のバックグラウンドを乗せた曲もリリースしている。 歌手本人が捌き、握り、歌い、そして次々と流れてくる寿司を存分に食べ尽くす。まさに異色の内容だ。今回が第1回開催だが、今後も定期開催を予定しているという。 詳しくは、「大起水産」公式サイトで。