インテルが怒涛のリーグ9連勝。3位のミランは最終的に8人となったラツィオに勝利 | セリエA第27節 結果まとめ
2023-24シーズンのセリエA第27節が日本時間3月2日から同5日に開催された。 【退場者続出の荒れ試合も鎌田は3試合連続出番なし|ラツィオ×ミラン|ハイライト】
インテル対ジェノア
首位を走るインテルは今節、12位のジェノアをホームに迎えた。ここ3試合すべて4-0勝利と充実しているインテルは、この試合でも30分にアレクシス・サンチェスのスルーパスから正面で抜け出したクリスティアン・アスラニが先制弾を挙げる。さらに攻めるインテルは34分、ニコロ・バレッラが倒されて獲得したPKをサンチェスが決めて加点する。後半の序盤に1点を返されたインテルは終盤のチャンスを決めきれなかったものの2-1で逃げ切り。公式戦10連勝、リーグ9連勝として3シーズンぶりのスクデットへ邁進している。
ラツィオ対ミラン
日本代表MF鎌田大地が所属する8位ラツィオと3位のミランが対戦。この試合でも鎌田がベンチスタートとなったラツィオは序盤、CKに合わせたマティアス・ベシーノがわずかに枠をはずれる際どいシュートを放つ。対するミランはハーフタイムにかけて主導権を掌握。クリスチャン・プリシッチがGKの好セーブを強いるシュートを放つなどゴールに迫ったが、0-0のまま後半を迎える。 そんな中、57分にはルカ・ペッレグリーニが2枚目のイエローカードを受けたことで、ミランが数的優位に。そのミランは88分、クロスからノア・オカフォーが放ったシュートをGKが弾くと、オリヴィエ・ジルーが押し込みにかかる。これもDFにブロックされたが、ルーズボールを最後はオカフォーがゴールへ蹴り込み、ミランがついにゴール。終盤に荒れたことでアダム・マルシッチとマテオ・グエンドゥージが退場して8人となったラツィオをミランが1-0で下した。なお、鎌田は3試合連続で出場機会がなかった。
そのほかの試合
そのほか、2位のユヴェントスは、9位の昨季王者ナポリと敵地で対戦し、1-2で敗戦。ダニエレ・デ・ロッシ新監督の体制でリーグ6戦5勝と好調のローマは、アウェーでのモンツァ戦をロメル・ルカクやパウロ・ディバラらのゴールにより4-1で勝利し、新体制7戦6勝とした。
第27節の結果
ラツィオ 0-1 ミラン ウディネーゼ 1-1 サレルニターナ モンツァ 1-4 ローマ トリノ 0-0 フィオレンティーナ ヴェローナ 1-0 サッスオーロ エンポリ 0-1 カリアリ フロジノーネ 1-1 レッチェ アタランタ 1-2 ボローニャ ナポリ 2-1 ユヴェントス インテル 2-1 ジェノア