【バレー】モントリオール五輪金メダリストの荒木田裕子さんが逝去。70歳
バレーボール元日本代表でモントリオール五輪金メダリストの荒木田裕子さんが9月16日に亡くなったことが関係者への取材でわかった。70歳だった。 荒木田さんは1954年2月14日、秋田県生まれ。秋田県立角館南高(現角館高)卒業後、当時の強豪・日立製作所に入団。1973年に日本代表入りを果たすと、1974年世界選手権、1976年モントリオール五輪、1977年ワールドカップの金メダル獲得に貢献し、世界三冠メンバーとなった。 現役引退後はバレーボール解説、指導、講演など幅広い活動を行う一方、アジア人女性では初の国際公認コーチとなり、スイス、旧西ドイツにて指導・研修を行うなど海外でも活躍した。 日本バレーボール協会では強化事業本部長、女子強化委員会GMを兼務。その後、日本オリンピック委員会理事、同アスリート専門部会長、アジア・オリンピック評議会理事、国際オリンピック委員会プログラム委員などの要職を歴任した。 東京五輪・パラリンピック招致にも貢献し、組織委員会の理事、副会長を務めた。